仙界真語

 「仙界真語」は尾張藩の藩医柳田泰治が門人、澤井才一郎の夢に「しらぬ人来り」て、それより御札が降るなどの不思議が起こり、それより天狗に伴われ秋葉山の天狗界を行き来しするようになり、最後は柏手を四度打って「これから参ります」と言うやそのまま仙去した様子が記されています。
 三尺坊が来臨するなど柳田家に起こる不思議な出来事や秋葉山の天狗界の様子、修行内容、戊辰戦争で信心者を守護するなどの記述が見られます。

 文章的には候文のこともあり少々読みづらいかもしれません。
 いずれルビをふるなどして読みやすいようにしたいと思います。

 底本は国立国会図書館の「幽冥界研究資料. 第1巻」です。
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/977093

 句読点やカギ括弧、旧字体などは編集してあります。


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